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親の小言と冷や酒は後薬
お酒を沢山飲まない方は度数15度ぐらいのお酒を8対2のお湯で割って、やや温燗(ぬるかん)で飲まれることをお薦めします。
12度ぐらいの低アルコールは抵抗なく吸収されて、悪酔いしないと言います。昔から“親の小言と冷や酒は後薬(あとくず)”つまり、親の小言と冷酒は後から、「ああそうだったのか」と良く利くというわけです。
冷やは悪酔いするといいますが、今はお酒の品質、レベルが上がっていますので、そういうこともありません。ただ、吸収が悪いので思わず飲み過ぎて、後になっていっぺんに酔いが回りますのでそう言われます。
燗の方が悪酔いしないとは一概には言えず、沢山飲んだらどちらも同じで、間違いなく酔います。
あの世への酒
お酒のお湯割りの他に、水割り酒があります。
クラッシュ氷の中に熱燗したお酒を入れるとアルコール度数もちょっと下がりますし、ややぬるめの燗で飲むというのもいいものです。原酒、特に新酒の搾りたての生酒は、ちょっと氷を1、2個入れて飲まれた方が良いでしょう。にごり酒は口当たりが良いから、思わず飲みすぎて悪酔いします。
私のところでは2月の酒蔵開きのとき、年に1回だけ、まったく熱処理していない生酒を出します。
うちでは“あの世への酒”と言われていますし、物凄く酒好きな人か、物凄く好きでない人、もしくは割り勘の値段を一人で上げる方に飲ませると良いのではないでしょうか。
ただ、こういうお酒は普通飲まれる時は、氷をちょっと入れてください。
ミイラとりがミイラになるといいますか、私も注がれると、つい飲み過ぎて記憶をなくしたことがあります。皆さんも気をつけて飲んでいただきたいと思います。
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